キム・チャンミン監督の死因なぜ?脳出血(40歳)で死去の経緯まとめ

キム・チャンミン監督の死因なぜ?脳出血(40歳)で死去の経緯まとめ
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韓国の映画監督であるキム・チャンミンさんが、40歳という若さでこの世を去ったという知らせが、多くの人々に衝撃を与えています。

キム・チャンミンさんのご家族により、その死因は「脳出血」であったことが公表されました。

キム・チャンミン監督の死因は40歳での「脳出血」、妹がSNSで公表

キム・チャンミン監督の訃報は、2025年11月8日から9日にかけて、キム・チャンミンさんの妹によってご本人のSNSアカウントを通じて伝えられました。

この公表により、キム・チャンミン監督の死因が40歳という若さでの「脳出血」であったことが明らかになりました。

妹はSNSへの投稿で、「外からは強く見えたが、誰よりも温かくてか弱い人だった」とキム・チャンミンさんの人柄を偲び、「兄を憶えてくれる方々は、どうか遠くからでも最後の道が寂しくないように祈り、思い出を作ってくれるとありがたい」と、故人を思う人々への切実なメッセージを綴っています。

脳出血で倒れてから脳死判定・死去までの経緯

ご家族の公表により、キム・チャンミンさんが倒れてから亡くなるまでの詳細な経緯も明らかになりました。

キム・チャンミンさんが最初に脳出血で倒れたのは、さかのぼること2025年10月20日のことでした。 病院に搬送され治療が続けられましたが、キム・チャンミンさんはついに意識を取り戻すことができませんでした。

妹はSNSで、「家族全員の切実な願いも惜しく、結局意識を取り戻すことができなかった」と、ご家族の深い悲しみと懸命な看病の日々があったことを伝えています。

キム・チャンミンさんが倒れてから約18日間が経過した11月7日、ご家族が見守る中、キム・チャンミンさんは医師によって法的な脳死判定を受けました。

そして同日、後述する臓器提供の手続きを経て、キム・チャンミンさんはソウル江東聖心病院にて、40年の生涯を閉じました。

キム・チャンミン監督とは誰?『魔女』『麻薬王』などに関わった経歴

キム・チャンミンさんは、1985年にソウルで生まれました。ドゥレ自然高校を卒業した後、2013年に映画『サスペクト 哀しき容疑者』の小道具チームの一員として、韓国映画界でのキャリアをスタートさせました。

その後、キム・チャンミンさんは多くの著名な作品にスタッフとして参加します。特に「作画チーム(アートチームの一員として、映画のビジュアルコンセプトや美術デザインに関わる役割)」として、その才能を発揮しました。

キム・チャンミンさんが作画チームとして参加した主な作品には、『大将キム・チャンス』(2017年)、『The Witch 魔女』(2018年)、『麻薬王』(2018年)、『世宗大王 星を追う者たち』(2019年)、『雨とあなたの物語』(2021年)、そして『消防士 2001年、闘いの真実』(2024年)など、日本でも知られる数々の大作映画が含まれています。

こうした商業映画の制作現場でスタッフとして活躍する一方で、キム・チャンミンさんはご自身の監督作品も発表しています。

2016年に演出した『誰かの娘』は、性犯罪者の父親を持つ娘の苦悩を描いた作品で、キム・チャンミンさんはこの作品により「第5回警察人権映画祭」で監督賞を受賞するという快挙を成し遂げました。

さらに2019年には、離婚した夫婦が九宜駅の3番出口で再会し、一夜を共にする姿を描いた短編映画『九宜駅3番出口』を演出し、監督としての確かな実力を示していました。

報道によれば、キム・チャンミンさんの遺体安置所には、遺作となった未公開の短編映画『회신(Reply)』のシナリオが置かれていたと伝えられています。

4人に新しい命をつないだ「臓器提供」の詳細

11月7日に脳死判定を受けたキム・チャンミンさんは、ご本人またはご家族の意思に基づき、臓器提供を行いました。

この尊い決断により、4人の方々に「大切な新しい生命」がわけ与えられたと、キム・チャンミンさんの妹は報告しています。

キム・チャンミンさんのこの最後の行動は、キム・チャンミンさんが生前持っていた人柄を深く映し出すものであったようです。

キム・チャンミンさんが通っていた教会のパク・ヨンギュ牧師は、追悼の言葉の中で「本人が大変な時でも、誰かの助けになりたがる温かい心を持った人だった」と語っています。さらに、「誰にでも自分の100%を捧げた、正義感あふれる友人だった」と、キム・チャンミンさんの誠実で献身的な人柄を偲びました。

キム・チャンミンさんの遺体安置所は、漢陽大学九里病院の葬儀場1号室に設けられました。出棺は11月10日の午前6時に行われ、葬地は水原ヨンファ場となりました。

まとめ

韓国の映画監督キム・チャンミンさんの死因について、その経緯をまとめます。キム・チャンミンさんは、40歳という若さで「脳出血」によりこの世を去りました。

2025年10月20日に脳出血で倒れた後、約18日間の闘病もむなしく意識が戻らないまま、11月7日に脳死判定を受け、同日に死去が確認されています。

キム・チャンミンさんのキャリアは、『The Witch 魔女』や『麻薬王』などの大作映画をスタッフとして支える一方で、『誰かの娘』で監督賞を受賞するなど、映画監督としても高い評価を得ていました。

最後の瞬間には4人の方へ臓器提供を行い、その温かい人柄が偲ばれますね。

キム・チャンミンさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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