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「勉強しまっせ引越のサカイ〜♪」
このフレーズを聞いて、ド派手な衣装を着たおばちゃんたちが歌って踊る、あの懐かしいCMを思い出しませんか?
伝説の浪曲漫才トリオ「フラワーショウ」のメンバーとして、そしてサカイ引越センターのCMで日本中を笑顔にした華ゆりさんが、2026年1月18日に亡くなられました。
今回は、昭和から平成にかけて関西のお笑い界を牽引し、最後まで私たちに元気を与えてくれた華ゆりさんの功績を振り返り、その足跡を辿ります。
【訃報】華ゆり、悪性リンパ腫のため死去
松竹芸能の発表によると、華ゆりさんは2026年1月18日午前4時29分、悪性リンパ腫のため大阪市内の病院で永眠されました。享年80歳でした。
葬儀はご遺族の意向により、近親者のみの家族葬にて執り行われたとのことです。
かつてネット上では、他のメンバーが先に亡くなっていたことから「華ゆり死亡説」が流れることもありましたが、彼女は最期まで力強く生き抜かれました。今回の訃報を受け、SNSや動画サイトでは「ホンマかいな、そうかいな」「寂しくなる」といった悲しみの声とともに、感謝の言葉が多く寄せられています。
華ゆり(フラワーショウ)とは?伝説の浪曲漫才トリオ
フラワーショウは浪曲と漫才を融合させた伝説の女性トリオ。華ゆりさんはボケ担当として、その愛嬌あるキャラクターで愛されました。
若い世代の方には馴染みが薄いかもしれませんが、フラワーショウは昭和から平成にかけて関西のお笑い界になくてはならない存在でした。
メンバー構成と華ゆりさんの役割
フラワーショウは1961年(昭和36年)に結成され、以下の3人で活動していました。華ゆりさんの死去により、メンバー全員が鬼籍に入られたことになります。
- 華ぼたん(リーダー): 三味線とメインボーカルを担当。1989年に59歳で死去。
- 華ばら: エレキギターとツッコミ担当。2006年に死去。
- 華ゆり(ボケ): 三味線担当。2026年1月18日死去。
特に華ゆりさんは、丸顔に愛嬌のある笑顔がトレードマーク。リーダーたちがスピーディーに進行する中で、一拍遅れてボケたり、わざと音痴な歌を披露していじられたりと、観客に安心感と爆笑を与える**「愛されキャラ」**でした。
実は彼女、浪曲界の重鎮である京山幸枝若(初代)の実妹という、正真正銘の芸能一家の出身でもありました。
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「サカイ引越センター」CMと社会的ブーム
「勉強しまっせ」のCMで全国的な知名度を獲得。ド派手な衣装と「ほんまかいな」のフレーズは永遠の社会現象です。
フラワーショウ、そして華ゆりさんの代名詞といえば、やはりサカイ引越センターのテレビCMです。
「勉強しまっせ」に込められた大阪商人の魂
1995年(平成7年)から放送されたこのCMは、日本中に強烈なインパクトを与えました。
- 「勉強しまっせ」: 関西弁で「値引きします」「安くします」という意味。
- 「ほんまかいな、そうかいな」: 相手を疑いつつも受け入れる、関西独特のコミュニケーション。
当時、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件など暗いニュースが多かった日本。そんな中で、底抜けに明るい彼女たちが「勉強しまっせ!」と歌い踊る姿は、多くの人を勇気づけました。
今でもYouTubeなどの動画サイトで当時の映像を見ることができますが、そのパワーは色褪せることがありません。華ゆりさんが遺した「笑い」は、映像の中で生き続けています。
激動の軌跡:リーダーの死を乗り越えて
トリオからデュオへ、そして女優へ。華ゆりさんは形を変えながら、常にエンターテイナーであり続けました。
華ゆりさんの芸人人生は、決して平坦なものではありませんでした。
金髪へのイメージチェンジと女優業
1989年にリーダーの華ぼたんさんが亡くなった後、残されたゆりさんとばらさんはデュオ「フラワーショウ ゆり・ばら」を結成。この時、ゆりさんは大きな決断をします。
- ボケからツッコミへ転向
- 日本髪・着物から「金髪」へ
生き残るためにスタイルを一新し、派手なパンクおばちゃんへと変身したのです。さらに、そのキャラクターを買われて女優としても開花。2005年のNHK連続テレビ小説**「風のハルカ」**にレギュラー出演するなど、晩年まで第一線で活躍されました。
2006年に相方の華ばらさんが亡くなり、フラワーショウが事実上の解散となった後も、松竹芸能に籍を置き続けました。表舞台からは退いていましたが、まさに「生涯現役」の精神を持った芸人だったと言えるでしょう。
まとめ
華ゆりさんのご逝去により、昭和の演芸界を彩った「フラワーショウ」のメンバー全員が天国へと旅立たれました。
- 華ゆりさんは2026年1月18日、悪性リンパ腫のため80歳で永眠されました。
- 「勉強しまっせ」のCMや数々の漫才は、日本の演芸史に残る宝物です。
天国でリーダーのぼたんさん、相方のばらさんと再会し、また3人で賑やかに漫才を披露している姿が目に浮かびます。
「ほんまかいな、そうかいな」
あの軽快なリズムと笑顔を、私たちは忘れません。 華ゆりさん、長い間たくさんの笑いをありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。
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