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2026年9月23日にベルーナドームで開催された「INKIGAYO LIVE in TOKYO」DAY2をめぐり、出演したAdoへの批判やファン同士の対立がSNS上で広がっています。
発端となったのは、Adoの出演時に双眼鏡の使用を禁じる案内があったとする来場者の声や、DAY2では出演者が再登場するフィナーレが行われなかったことなどへの不満でした。
ただし、情報を整理すると、会場内での撮影・録音禁止はAdoの出演によって突然追加されたものではなく、イベント公式サイトに事前から明記されていたルールです。
一方で、双眼鏡を禁止した理由やDAY2でフィナーレが行われなかった理由、Adoが最後の出演者となった経緯については、2026年9月27日時点でイベント運営側から個別の公式説明は確認できていません。
Adoの所属事務所クラウドナインは9月26日、所属アーティストへの誹謗中傷やデマ情報について法的措置を含めて対応する方針を発表し、同社代表の千木良卓也氏もAdoが今回のイベントへ出演した経緯をXで説明しています。
AdoのINKIGAYO騒動で何があった?現在分かっていること
今回の論争の舞台となった「INKIGAYO LIVE in TOKYO」は、韓国SBSの音楽番組「人気歌謡(INKIGAYO)」を冠した大型ライブイベントです。
イベントは9月22日と23日の2日間にわたってベルーナドームで開催され、23日のDAY2にはAdoのほか、IVE、BE:FIRST、&TEAM、INI、Hearts2Hearts、HANAなどが出演しました。
イベント公式サイトでも、Adoは9月23日の出演アーティストとして掲載されています。
9月23日のDAY2終了後に不満が広がった経緯
9月24日のSmartFLASHは、AdoがDAY2の最後に登場したと報じています。
同記事では、Adoの出演時に撮影だけでなく双眼鏡の使用も禁止する案内があったとする来場者の声や、Adoのステージ後に出演者が一堂に会するフィナーレがなかったことが不満につながったと伝えられました。
さらにAdoが最後に「おどるポンポコリン」を披露したことなども議論の対象となり、その後はイベント運営への不満だけでなく、Ado本人やK-POPファン、Adoファンを対象とした投稿へ論争が拡大していきました。
RBB TODAYも9月25日、当初のイベント内容をめぐる議論から、双方のファン層そのものを揶揄する投稿にまで話題が広がった状況を報じています。
撮影禁止はAdo出演前から決められていた公式ルール
今回の騒動で特に注意したいのが、「Adoが出演したためイベント全体が撮影禁止になった」という情報です。
「INKIGAYO LIVE in TOKYO」の公式注意事項には、会場内でのルールとしてカメラ・スマートフォン・録音機器等による撮影と録音を禁止することが記載されています。
発覚した場合にはデータ削除や機器没収、退場などの対応を行う可能性についても事前に案内されていました。
そのため、少なくとも会場全体の「撮影禁止」について、Adoの出演によって新しく設けられたルールだったとする見方は公式情報とは一致しません。
撮影禁止と、当日に報告された「双眼鏡禁止」は分けて考える必要があります。
なぜAdoに批判が向かった?双眼鏡禁止とフィナーレなしが争点に
撮影禁止については事前ルールを確認できますが、双眼鏡やDAY2のフィナーレについては状況が異なります。
ここは「報道や来場者から出ている情報」と「主催者が公式に説明している情報」を混同しないことが重要です。
双眼鏡禁止は報じられているが公式サイトには通常ルールとして記載なし
SmartFLASHは、Adoの出演時に双眼鏡の使用を禁止するアナウンスがあったとして、現地を訪れた観客から戸惑いの声が出たと報じています。
一方、イベント公式サイトの「会場でのルールについて」には、カメラやスマートフォン、録音機器による撮影・録音禁止は明記されていますが、双眼鏡そのものを一律禁止する記載は2026年9月27日時点では確認できません。
当日どの範囲で双眼鏡の使用が制限されたのか、その判断を誰が行ったのか、Ado側から要請があったのかといった点についても、公表された一次情報では確認できていません。
したがって、「双眼鏡禁止はAdo本人が要求した」と断定できる根拠は、現時点では確認されていません。
DAY1にあったフィナーレがDAY2では行われなかった理由は未発表
もう一つ大きな争点になったのが、DAY2の終演方法です。
複数の報道では、9月22日のDAY1では最後に出演者が登場するフィナーレがあった一方、23日のDAY2ではAdoのステージ後に同様のフィナーレが行われなかったとされています。
この違いからSNSではAdoの出演との関連を指摘する投稿も出ましたが、イベント実行委員会が「Adoのためにフィナーレを取りやめた」と説明した事実は確認できません。
フィナーレを実施しなかった理由が公表されていない以上、Adoの出演と直接結び付けて原因を断定することはできません。
K-POPの合同公演では、主催者が許可した範囲で撮影された映像やファンカムを楽しむ文化もあります。
今回のイベントでは公式ルールとして撮影自体が禁止されていたことに加え、フィナーレを期待していた来場者との間で「イベントをどう楽しむか」という期待の違いも、不満が大きくなった背景の一つと考えられます。
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AdoはなぜK-POPイベントに出演した?事務所代表が経緯を説明
Adoが日本人アーティストであることから、「なぜK-POPを冠したイベントへ出演したのか」という疑問も広がりました。
この点については、Adoの所属事務所クラウドナイン代表の千木良卓也氏が9月26日にXで出演経緯を説明しています。
運営から「K-POPと日本アーティストを一堂に」と出演依頼
千木良氏によると、今回の出演は、K-POPと日本のアーティストを一堂に会したいという趣旨で運営側から誘いを受けたものだったといいます。
また、出演を最終的に判断したのは自身だったと説明しており、Ado本人がイベントへの参加を一方的に希望して押し掛けたという形ではなかったことが、Ado側の説明から分かります。
ただし、この説明はあくまでAdo側が出演依頼を受けた経緯を示すものです。
誰がAdoをDAY2の最後に配置したのか、当日のステージ進行やフィナーレを誰がどのように決めたのかまでは、この投稿では説明されていません。
Adoの出演は6月から正式に発表されていた
Adoの出演そのものは、イベント直前に突然決まったものではありません。
クラウドナインは2026年6月26日の公式発表で、Adoが「INKIGAYO LIVE in TOKYO」に出演すると発表しています。
この時点ではAdoだけでなく、IVE、幾田りら、BE:FIRST、&TEAM、HANA、NiziU、INIなど、K-POP以外を活動の中心とする日本のアーティストを含む出演予定者も公表されていました。
またスカパー!がイベント前に公表した配信概要でも、9月23日の出演者としてAdoの名前が掲載され、Adoの出演パートについては生配信を行わないことも事前に案内されていました。
つまり、Adoがイベントに参加することや、Adoのステージに他の出演者とは異なる扱いが一部存在すること自体は、開催前から一定程度公開されていたことになります。
クラウドナインが誹謗中傷への対応を表明
SNS上の議論が拡大するなか、Adoの所属事務所クラウドナインは2026年9月26日、「当社所属アーティストに対する誹謗中傷等について」と題した声明を発表しました。
声明はAdoや今回のイベントだけを対象としたものとは明記されておらず、クラウドナイン所属アーティスト全般への誹謗中傷やデマ情報について示された方針として読む必要があります。
デマや別人写真・なりすましなどを問題視
クラウドナインの公式声明では、所属アーティストへの直接的な誹謗中傷だけでなく、別人の写真を本人の容姿であるかのように拡散する行為、画像を加工して虚偽の事実があるように見せる行為、誤情報の流布、なりすましなどを具体例として挙げています。
イベント内容や運営方法について意見を述べることと、事実ではない情報を本人の行為として拡散したり、個人への攻撃を行ったりすることは別の問題です。
発信者情報開示請求や法的措置も含めて対応へ
クラウドナインは悪質な行為に対して、法的措置を含む対応を取る方針を示しました。
「法的措置を含む対抗策を毅然と講じる所存です。」
株式会社クラウドナイン
ネット上の誹謗中傷については発信者情報開示請求も活用し、警察や顧問弁護士、関係機関と連携しながら必要な対応を進めるとしています。
一方、この声明の存在だけを理由に、イベント内容について寄せられたすべての批判を誹謗中傷と扱うことも適切ではありません。
今回の騒動を整理する際には、運営方法への疑問、確認されていない推測、個人への中傷を分けて見る必要があります。
INKIGAYO運営側は声明を出した?現在説明されていないこと
今回の論争で残っている大きなポイントが、「INKIGAYO LIVE in TOKYO」の運営側が当日の判断をどう説明するかです。
イベント公式サイトでは、9月24日にスカパー!で2日間の特別編集版を放送することなどが発表されています。
しかし、2026年9月27日時点で公式サイトを確認した限り、双眼鏡の使用制限やDAY2のフィナーレ不実施、Adoを最後に配置した判断について説明する個別の声明は掲載されていません。
公式サイトではフィナーレ不実施などへの説明は確認できず
イベントを主催するのは「INKIGAYO LIVE in TOKYO 実行委員会」で、公式サイトにも主催者として明記されています。
公式の注意事項には「公演内容、開場・開演時間、出演者は変更となる場合がある」とされていますが、DAY2のフィナーレが行われなかった理由までは説明されていません。
そのため現状では、Ado側に原因があったのか、運営上の判断だったのか、当初からDAY2ではフィナーレを予定していなかったのかについて、公開情報だけから確定することはできません。
今後確認したいのは大トリ・双眼鏡・フィナーレを誰がどう決めたか
今回の出来事で、現在も公式説明が待たれるのは主に3点です。
- AdoをDAY2の最後に配置した経緯
- 当日に双眼鏡の使用を制限したとされる運用の理由と判断主体
- DAY2で出演者によるフィナーレを行わなかった理由
この3点が明らかにならない限り、「Adoが要求した」「Adoのためにフィナーレがなくなった」といった因果関係を事実として扱うことはできません。
現時点で確認できるのは、撮影禁止はイベントの事前ルールだったこと、Adoの出演は6月から正式に告知されていたこと、Ado側は運営から出演依頼を受けたと説明していること、クラウドナインが誹謗中傷やデマへの対応方針を発表したことまでです。
一方、双眼鏡の運用やフィナーレ不実施の理由などは公式に説明されておらず、今回の騒動を事実関係から整理するうえでは、今後イベント実行委員会から具体的な説明が出るかどうかが重要な確認点になります。
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