スマホの低電力モードとは?iPhone・Androidで制限される機能と設定方法

スマホの低電力モードとは?iPhoneとAndroidの省電力設定や制限される機能を紹介するアイキャッチ画像

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スマホの低電力モードは、画面表示やアプリのバックグラウンド処理などを制限して、充電までの電池持ちを延ばす機能です。通常の電話やメッセージが一切使えなくなる機能ではありませんが、通知・自動更新・画面のなめらかさなどに変化が出る場合があります。

iPhoneでは「低電力モード」、Google Pixelでは「バッテリー セーバー」、Galaxyでは「省電力モード」、Xperiaでは「STAMINAモード」と名称や制限内容が異なります。現在の機種とOSに合う手順を確認しましょう。

低電力モードで何が変わる?

項目起こり得る変化利用時の判断
画面の明るさ・なめらかさ暗くなる、描画速度が下がる場合がある見えにくいときは設定を調整
アプリの裏側での処理自動更新・同期が遅れる場合がある重要なアプリは実際の動作を確認
自動ダウンロード一時停止・制限される場合があるWi-Fi環境で手動更新を検討
位置情報・一部機能機種・節電の強さによって制限ナビなど必要時は解除を検討

この表は各メーカーの公式説明を整理したもので、すべてのスマホに同じ制限がかかるという意味ではありません。節電の効果も、普段の使い方や電波状況によって変わります。

iPhoneで低電力モードをオン・オフにする方法

iPhone 15以降の場合

「設定」→「バッテリー」→「電力モード」→「低電力モード」の順に開いて切り替えます。iPhone 14以前は「設定」→「バッテリー」から切り替えます。AppleはコントロールセンターやSiriによる操作方法も案内しています。

iPhoneで制限される代表的な機能

Appleによると、低電力モードでは自動ロックが30秒になり、ディスプレイの明るさが下がるほか、メールの取得・自動ダウンロード・アプリのバックグラウンド更新・iCloud写真の処理が制限されます。ProMotion対応モデルでは画面のリフレッシュレートが60Hzに制限されます。

低電力モード中はバッテリーアイコンが黄色になり、充電残量が80%以上になると自動的にオフになります。低電力モードと「80%で充電を止める設定」は異なる機能です。詳しくはスマホの充電が80%で止まる理由で整理しています。

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Androidは機種ごとに節電機能の名前が違う

Google Pixel:バッテリー セーバー

Pixelでは「設定」→「バッテリー」→「バッテリー セーバー」で関連設定を開きます。画面上部から下にスワイプしてクイック設定のバッテリー セーバーを切り替えることもできます。Googleは残量に応じて自動的にオンにする設定も案内しています。

Pixelでは、設定によって「90%充電されたらOFFにする」項目も利用できます。OSや機種によって表示が変わるため、項目が見当たらない場合は端末内の設定検索を使ってください。

iPhoneとPixelの解除条件を混同しないでください。AppleはiPhoneの低電力モードについて、充電残量が80%以上になったときの自動解除を案内しています。一方Google Pixelでは「90%充電されたらOFFにする」という設定が用意されています。Android全機種の共通仕様ではありません。

Galaxy:省電力モード

Galaxyは「設定」→「バッテリー」→「省電力モード」が基本です。Samsungは、バックグラウンド動作などを制限することで消費電力を抑えると説明しています。One UIのバージョンや端末によって利用できる節電項目が変わるため、設定画面で有効になる制限を確認しましょう。

Xperia:STAMINAモード

Xperiaでは「設定」→「バッテリー」→「STAMINAモード」を開きます。ソニーは、バックグラウンド通信や位置情報、画面の明るさなどが制限される場合があると案内しています。「電池持ち優先」「バランス」といった節電レベルを選べる機種もあります。

ずっとオンにしてもいい?メリットと注意点

低電力モードを長時間使うこと自体が、バッテリーを直接傷める機能だとは各社は説明していません。ただし、アプリの同期や通知のタイミング、画面の明るさ、処理速度に影響するため、常時オンがすべての人に適しているわけではありません。

メールの自動取得や写真の同期、重要な通知などが遅れると困る場合は、普段はオフにして残量が減ったときに使う方法が分かりやすいでしょう。仕事で利用する連絡アプリや見守りアプリは、節電モード前後で通知・バックグラウンド動作を確認してください。

外出中の見守り、位置共有、乗換案内、ナビゲーションなどはバックグラウンド動作が重要な場合があります。節電機能を使う前に必要な通知が実際に届くか、位置情報の更新が止まらないかを対応端末で試してください。制限がある場合はアプリ個別の設定を確認し、機種の説明書に従います。

画面が急に暗くなった場合には、低電力モードのほかにも明るさの自動調整や端末温度が関係することがあります。スマホの画面が勝手に暗くなる原因と対処法も併せて確認できます。

低電力モードを解除できないときの確認順

まず設定画面で節電モードがオンになっていないか確認し、次に電池残量と自動化の設定を見ます。節電モードが自動的に入り直る場合は、残量条件やスケジュールを確認してください。

画面の反応が遅い、アプリが更新されないときは節電モードを一度オフにして挙動を比べます。それでも改善しない場合、電波状況、アプリ側の制限、端末温度、バッテリーの劣化など、別の原因を調べます。

よくある質問

低電力モード中でも電話やLINEは使える?

通常の電話やメッセージ機能は基本的に利用できます。ただし、アプリのバックグラウンド通信や通知などに影響する機種・設定があります。大切な着信がある場合は実機で通知の動作を確かめてください。

低電力モードにすると充電が速くなる?

消費電力が減ることで充電中の負荷が下がる場合はありますが、必ず充電速度が上がるとは言えません。充電器・ケーブル・温度・充電制御など別の条件も関係します。

参考にした公式資料

確認日:2026年11月7日。Apple・iPhoneの低電力モード、Google・Pixelのバッテリー セーバー、Samsung・Galaxyの省電力モード、ソニー・XperiaのSTAMINAモード。

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